3. 世にも奇妙な生物『ぬこ』

(※本記事は本当何言ってるか分からない箇所が点在している可能性があります)

 

皆さん、こんにちは。

私はこれまで20数年ほど生きており、たまぁにこういった不思議な出会いを経験することがあります。きっと他の人でも同じようなものだと勝手に思ってますが。

 

『ぬこ』

と聞いて何を連想されますか?

 

メジャーな答えでいくと、ネットスラングとしての「猫」の呼称でしょうか。

ねこちゃんズを「ぬこ」、「ぬっこ」とゆる〜い感じに呼ぶのか、この使い方での語源は分かりませんが。

 

このようなネットスラング然り、言語史の中で変化してきた言葉とその使い方然り、

正式名称ではないが故に感じる不思議さに惹かれることがあり、それは一体何なんだろうと要因について気になるものなのです。(個々人の感じ方によるため正解は無いと考えます)

 

上手く言葉で表現することができるのか、いや難しそうだな〜くらいのラインに立って自由に考えてみます。

 

『ぬこ』

 

思わず声に出して呼びたくなりますね。

「ねこ」でもいいのに、というかそれが正しいのに、「ね」が「ぬ」になる事で何か違うのでしょう。

「ぬ」が使われる表現では「ぬくぬく」「ぬめぬめ」この2つしか今ぱっと出てきませんでした。脳のCPUのアップデートを検討しないとですね。

はい。後者の表現は置いておきまして、「ぬくぬく」というのは冬に抱きしめると暖かい「ねこ」のイメージに合うかもしれません。

「ねこ」と呼ばずに「ぬこ」と呼ぶことで、そういったねこの持つ温かさとか、愛らしさ的なイメージを呼び名に持たせてくれるのでしょう。

 

 

『ぬこ』

 

よく、犬系男子、猫系女子などのように愛玩動物は人を形容する際にも使われている気がします。

ここにも「ぬこ」は応用できるのではないだろうか。

「ぬこ」的要素を持つ人を「ぬこ」と呼ぶ。

ここで正式名称の「ねこ」ではなく「ぬこ」と外して呼ぶことにより、動物としてのヒトとネコは区別できますね。便利。

 

では、どんな人を「ぬこ」と呼ぶのか。

自称「ぬこ」、これが1番ですね。

 

自分は「ぬこ」であると言われるならば、その人は誰がなんと言おうと大抵「ぬこ」に成るのである。

その際に「ぬこ」という名称自体に意味はなくとも、「ぬこ」であると認知された後の当人との経験や他者が感じたイメージなどが「ぬこ」にとっての「ぬこ」たる要素として付いて来るのだろう。

要するに、例えば以下のようなケースである。

 

①私は「ぬこ」であるカミングアウト

②周りは「ぬこ」が何なのかは置いといて、ひとまずその人は「ぬこ」なんだと認知

③自称「ぬこ」は人懐っこく、明るく愛嬌のある言動を日常的に見せている

④周りは自称「ぬこ」に対して「人懐っこい、明るい、愛嬌のある」イメージを持つ

⑤周りは「ぬこ」という本来意味が空白であるその言葉に④のイメージを刷り込んで持つようになる

「ぬこ」って「人懐っこい、明るい、愛嬌のある」って感じだよね〜と漠然と感じる

 

 

上記はあくまでも1例ですが、自分なりに頑張って「ぬこ」という不思議な感覚の不思議さを分析しみました。推敲するつもりはありませんので。正しいか正しくないかより、なんか発散して共有したかったのです。

 

それに、わざわざ「ぬこ」である必要もありません。身の回りには他にもたくさんの似た感覚がきっとあるはずです。

 

しかし、もし本当に「ぬこ」という人が居たらそれはなんとも不思議で可愛らしく、「人懐っこい、明るい、愛嬌のある」存在なんでしょうね、きっと。

 

『ぬこ』

あなたも周りにも今日も元気にぬこぬこしているかもしれませんね。

 

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(ゲシュタルト崩壊不可避)